edge of the ocean

Wellllcome!!!

リクルート企業は、一般企業の紹介記事を1企画、1ページ単位で受注しているのだ。企業はクライアントゆえ、本当に客観的なコンテンツを書くことなど不可能。むしろ企業のお気に召すよう、美辞麗句で埋め尽くされた 「提灯記事」 になる。

 かつて私はライターとして、この業界から仕事を受けていたが、実際のところはさておき、企業の体質には「明るい未来が開けている」「風通しがよい」「グローバル化を推進する」「メセナなど社会的貢献を志向する」、人材へのインタビュー内容についても「やる気満々」「充実した企業ライフを過ごしている」という文脈での記述を要請されたことを覚えている。

 フリーランスの身ゆえ、これに従わないと即刻クビという匕首(あいくち)が突きつけられていた。美辞麗句の盛り方は、ある意味「カネ次第」。カネを盛ると話も盛られるという構図が出来上がっている。

最初に、学生諸君には真実を伝えよう。

学校で机に向かってやるアレ。アレの半分は、実は【勉強】では無い。

残りの半分。それは【勉強の訓練】。

少し考えれば判るが、なんにだって訓練は必要なんだ。サッカー・イラスト・ギター・PCの組み立て……世の中の技能の全ては、訓練があって初めて本番で成功する。机に向かって漢字を100回書くことだって【勉強】の訓練に過ぎんのだ。

では、【勉強の訓練】があるなら【勉強の本番】とは何か?

それは【大人になってからやる勉強】だ。

学生諸君にはそう見えないかもしれないが、大人は勉強する。それが毎日なのか年一回なのかは人によって違うが、大人だって勉強する。なぜか?

それは自分の望みを叶えるためだ。

希望。願望。欲望。野望……。大人には色んな望みがあり、それを叶えるために自分を改造したり、周りの環境を変えたりする。その為に必要なのが【勉強の本番】だ。

大人に与えられる【勉強の本番】は、非常にシビアだ。時間は限られてるし、再トライするチャンスも無い場合が多い。自己採点が満点でも相手が×を付ければおしまいだ。

つまり【勉強の本番】は、効率的で効果的なものじゃないと全てが無駄になってしまう。

で、その勉強方法なんだが……これは、自分で編み出していくしかない。自分にピッタリ合う勉強方法を一日でも早く自力で見つけて、それを試してみるしかないんだ。

しかし、さすがにそんなオーダーメイドな勉強方法なんて学校では教えられん。そこで学校では、これをやっとけば【大多数の人にある程度の効果】が有るという、完璧には程遠いが及第点レベルの勉強方法ってのを使って、生徒に【勉強の訓練】をさせることにした。

これが学校で習う【読む・聞く・書く】なわけだ。

「英単語を10回ずつ書け」と先生は言うだろう。これは「10回書く」ことが目的ではない。正確には「目的は英単語を憶える事。その為に10回まで書いていい」であり「憶えられなければもう10回書け」なんだ。

まとめ

大人は望みを叶えるために勉強する。より効果的に勉強する。

その為には、目の前の問題をいかに手際よくクリアするかを、自分で研究して訓練することが必要だ。

つまり、何で勉強しなくちゃいけないか? それは自分の脳味噌を早めに研究して訓練するため。

「自分には勉強することでの望みは無い。大人になってからじゃないと判らない」

そういう人は多いだろう。その通りだ。大人式勉強法は目標が無いと使えない。

そこで、大人は目標なき子供たちにも研究と訓練をさせる方法を考えた。

一つは「褒美式」。一定条件(=目標)を満たせば何かをプレゼントする方法だ。夏休みの宿題が終ったらディズニーランドに連れて行くとかがこれに当たる。

欠点は、この訓練でどれくらい成果が出たのかがはっきり判らないところだ。また、宿題をコピペで済まされては【勉強の訓練】にならない。

もう一つは「ゲーム式」。全てにポイントを付け、面クリアした時点でどれくらいのポイントを稼いだかを集計する方法。これなら自分の実力や他人との比較が全て数字で表されるので判りやすい。

これをテストと呼ぶ。

テストが『先生が生徒を試す紙切れ』とか思ってる人、多いだろうなあ。でもこれは大間違い。

大人の世界でテストってのは、自分の作ったものが思いどおりに動くかを試すことだ。学力テストってのは、『生徒自身が、今の訓練方法が自分に合っているかを試す』為のゲームなんだ。

テストと勉強の嫌いな学生諸君。テストは最初から有った物じゃなく、苦手な君たちの為に作られた仮の目標で、逃した部分は重点的に訓練出来るように作られたゲームだ。

そしてその全ては単なる手段であり、目的は大人になったときに欲しいものを手に入れるためなんだ。

【イカの数え方】 
泳いでいる時 ⇒ 匹 
水揚げされた時 ⇒ 杯 
食材として使う時 ⇒ 本 
干された時 ⇒ 枚 
活け造りされた時 ⇒ 盛 
寿司になった時 ⇒ 貫 
一度に数匹釣れた時 ⇒ 苛 
十匹束ねられた時 ⇒ 連 
擬人化された時 ⇒ 人 
大王になった時 ⇒ m

人は場に染まる。天才をのぞき、普通の人がトップレベルにいくにはトップレベルにたくさん触れることで、そこで常識とされることに自分が染まってしまうのが一番早い。人はすごいことをやって引き上げられるというより、「こんなの普通でしょ」と思うレベルの底上げによって引き上げられると思う。